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>2001年5月中旬の出来事

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5月20日×頭痛

昨日雨に濡れたまますぐシャワーも浴びず(早番だったから仕方ないのだが)24時まで寒い中クーラーを浴びて勤務していたら風邪を引いたようだ。そもそもクーラー自体好きじゃないのだが、窓を開けて話をしていると外に音が漏れるので仕方ない。質問を受ける必要上声を出さないわけにはいかないし、困ったものだ。

朝起きたらひどく頭痛がして、朝ご飯はなんとか食べられたものの、それから3時まで頭が痛くて寝るに寝られずずっと横になっていた。脳で血流が動くと痛くなる。もしかして昨日換気のために部屋を空けて出ていたから雨で塗装から化学物質が溶出したのかもしれない。うーん、こういうのにすごく弱い体質だからなあ。かといって昼間しか窓開くことができないし、平日は学校に出かけているので週末しか空気を入れ換えられるチャンスがないのだ。ぐう。


5月19日×Flet's ADSL

寮生の声が非常に強いので代ゼミの夏期講習会のパンフレットの最初に載っているチューターに27日先輩ガイダンスをしてくれないかと頼みに行った。万一本人から承諾をもらえたにせよ、さすがに女の人が男子寮に立ち入るのは始まって以来のことなので、上の監督者3人のうちどこかで止められるだろうという話であったが、本人も5月27日は五月祭があるのでだめだとのことであった。こういうおもしろいことはどんどんやろうというのが自分の信条なのだが、今回は案の定失敗に終わってしまった ;-P

紀伊国屋に寄って Software Design を購入(前の号を買ったのはつい1週間ほど前なのに……)。帰りちょうど雨に降られてさんざんだった。早番で入っていたので雨宿りすることもできず、けっこう濡れた。雷も盛大に鳴っており、光った瞬間音がするなどなかなかスリリングであった。そんなわけで体調を崩してしまった。

S くんが NTT に Flet's ADSL のことについてせっついたら、5月31日にモデムが届いて6月1日から開通するらしい。さてさて、無線 LAN のステーションを買わないと。それより先に早く端末が帰ってきてほしいなあ。


5月18日×夏期講習

今日は代ゼミ本科生の夏期講習受付開始日である。「厳正な」抽選の結果順番が決まり、整理券が配られるそうだ。やけに朝から寮生が多いなと思っていたらそういうことらしい。ここ数週間「夏期講習どれくらい取ったらいいですか」「どの先生を取ったらいいですか」みたいな質問を数百回単位でされてうんざりするところもあったが(自分はこれこれこういう組み合わせで取ろうかと思うがどうか、なら大歓迎なのだが、自分が理科系であるか文科系であるかすらも言わず「どの先生」などと言われても困るし、そもそも自分が受けた先生よりも受けていない先生のほうが圧倒的に多いわけだし)、これで沈静化してくれることを願う。

やはり野矢先生の授業で猛省する。自分はものを言うときどうもはっきり言えていない。「どうもこの授業時間がないので、もっと質問の内容がはっきりならないですか。長々ときみの言っていることが明瞭に分かるまでつき合えなくてごめんなさい」と言われて、もっと頭の回転を速くしないとだめだなあと思った。水曜の Feenberg 先生の授業のときもそうだったなあ。口で自分の気持ちを伝えるのは昔から苦手だったな。とはいえ、アカデミックな範囲で明瞭に質問を発する、発表をする、受け答えする訓練はこの時期自分に課しておくべきだと再三肝に銘じているのでもっと意識的になろう。


5月17日×Nobel Prize

うーん、朝2日連続敗退してしまった。不覚。朝食べられないとショックでかいなあ。やっぱり食べる時間決められているのは嫌。動物の三大欲求に反している(睡眠欲も加えて四大欲求にすべきだと思う)。でも来年の3月までは我慢するしかないか……

今日もいい天気であった。なぜか雨が降るのは水曜日だけだなあ。その割には木曜って朝起きられないのはなぜ?

科学史概論では日本の理科教育について考える授業だが、「日本は科学研究が優れている」という主張を検討するにあたってノーベル賞のことを考えてみると、日本人で科学の分野でノーベル賞を取ったのは6人しかいないし、その6人のうち3人は旧制高校出身者3人は海外で学んだ人で、戦後の日本の教育を受けた人は1人もいないなんて話。50年以上前のものならノーベル賞受賞者の選考過程(誰が選考委員だったか、誰に推薦状を依頼したか、推薦状にどう書かれているか)が調べられるらしい。この授業他の分科の人もけっこういるので楽しい。時間割を組んだときミスらしいけど、科学哲学概論のほうは実験とバッティングしているので科哲の学生しかいなくてさみしい。そのぶん科学哲学に特化した内容ができるといえばそうなんだけど。

www.sodan をちょこちょことアップデート。

今日は5限が休講であった。お、じゃあニュースステーション見なきゃ。今日の休講は朝鮮語の先生が俳優の通訳で出演するので休みになるとのことだった。でも毎度のことながら久米の顔は見たくない :-P


5月16日×philosophy of technology

雨気味だったが傘を差しつつ自転車で学校に行く。そういえば1限の授業って出席とったよなあと思いつつ、ここのところサインした記憶がないので焦りつつ教室へ急ぐ。授業終了後先生に訊いてみたところ、毎回惰性で出席を書いてもらっているがなんかあったときの救済くらいにしか考えていないそうだ。これからきちんと書いていけばいいということかな。

英作文、来週は最終稿を用意して持参せねば。次の課題も来週分かるのだろうか。

3時ごろ相談員部屋から gempaku につなごうとしたら切れているっぽかったので、4時に新アカウントを取りに北棟に行くついでに機器室に寄ってみると本体は生きている。ネットワークだけ動いていないみたいだ。tcpdump してやってくるパケットを見ていると、総合文化研究科内部はつながるようなのだが、外部にはどうもいかないようだ。UTnet3 への切り替えは昨日までなのにおかしいなあと思っていたら、4時10分ごろに復活して安心した。なんだったんだろう。

5限は Feenberg 先生の授業に出ることにした。授業の前、ある留学生がある先生と論文を受け取る受け取らないでもめていた。恐かった。philosophy of technology の授業。うーん、おもしろいなあ。水曜はちょっとつらいけど来週からも出るかな(カントの純粋理性批判を読む勉強会にも声をかけられているのだが、こちらは始まる時間がこの授業の後なのでバイトと重なりがちになりそう)。

昨日といい英語で話したり読んだり書いたりするのは楽しいなあと思う今日このごろだが、よくよく考えてみるとそうでもないことに気がついた。とある授業で留学生が雑談しているのを横で聞いていてもちっとも楽しくない(それどころか苦痛でさえある)し、web チャットで日常会話をしたことがあったけどそれもスラングを多少学んだくらいの効果しかなかったし(だから数回で止めてしまった)。話すとき使っているのがどんな言語であれ、相手の人の話がおもしろければ楽しいし、そうでなければつまんないんだなあと思ったのであった。


5月15日×リネン

昨日は早く帰ってきて布団のシーツとカバーの取り替えをした。きれいになったので横になったら寝てしまった。起きたら11時を回っていた。お風呂に入ってもう一度寝た。いっぱい寝たなあ。

2限は広域の集中講義だとかで休講であった。相談員部屋にこもって英作文の課題をやる。今日中にプリントアウトしておかないと明日間に合わない(端末が里子に出ているので……)。が、終わらず勤務に直行。

佐々木先生の授業が終わって900番教室の横を歩いていると村田先生とばったり出くわす。Feenberg 先生の端末のネットワーク接続がうまくいかないので手伝ってほしいと頼まれたので、14号館7階まで出張して手伝う。Windows95 なので NIC のドライバ入れて TCP/IP から組み込んで(しかも最初物理的に NIC 刺さっていなかったし)セットアップ。セグメントの違いでちょっとはまるがインターネットにはほどなく接続できたので、Internet Explorer 5.01 SP2 をインストールしておく。MMX Pentium 150MHz で 64MB のメモリだそうで、購入した5年くらい前は40万ほどしたらしい。Feenberg 先生はメールは Mac で読むのでワープロにこっちのラップトップを使おうと思っているそうだ。まあ Windows95 だしそこそこ使えるとは思う。

入出力室にやってくると席が埋まっていたので相談員部屋で英作文を再開。うーん、終わるんだろうか。7時になって終わっていなかったら寮に電話してご飯取っておいてもらおう……。ispell してみるとスペルミスがけっこう見つかってショック。

なんとか8時40分に印刷終わり。578 words だそうだ。だいたい600語のエッセイを書くことを目標にしているらしいのでこれくらいがちょうどよいかな。もうちょっと書いて不要な部分を削りたいところだが、そろそろタイムアップ。これから帰って今度は明日の科学哲学概論の発表の準備もしないといけないんだよなー。自分のほうこそ How to Reduce Stress (今回の英作文の題目) を知りたいところだ。


5月14日×オフ

今週は課題で忙しいのでオフにした。

2時間目は発表の日だったが5分ほど遅刻してちょっと迷惑をかけてしまった(かもしれない)。反省。でも最後の日に全員の4回分の出席を取ったのには驚いた。「みんな出席だよね」うーむ、それでいいのか。

今週の TODO:

  1. 生体機能セミナー
  2. 生物学の哲学
  3. 英作文
  4. 科学哲学概論

5月13日×模試

今日は第1回センター模試らしい。去年までマーク模試だったのに名前が変わったそうだ。寮生は全員受けるので寮は静か。天気もよい。空気が暖かい。のんびり過ごす。

チューターの I さんと S くんは模試の監督として玉川大学まで出かけているそうだ。今後もチューターは模試の監督やら代ゼミのバイトやらどんどん入れてとのお達しらしい。まあ暇ができたらということで……。


5月12日×ガイダンス

ようやく暇ができて都心に行く時間が取れるようになったので新宿まで行き、ノート PC を修理に出す。こういうときのために保険をかけておいてよかった(でも購入から1月ちょっとで問題が出るのもどうかと思うが)。メーカーに発送するので到着は3週間から4週間かかるそうだ。うーん、レポートラッシュの時期に間に合えばよいのだが。

奨学金関係で印鑑が必要なので実家に行く。用心して5時半ごろ着くようにしたのだが、父とすんでのところですれ違ってしまう可能性もあったそうだ(数分の差)。

母と兄弟全員いたがみな元気そうであった。M は陸上部を引退し、勉強に専念しているそうだ。勉強が楽しくなっているらしい。今日も所沢まで出かけて参考書を買ってきたようだ。自分でどの教科が足りないか分析して、学校の勉強との折り合いも考えていま数学と漢文と英語を自習しているという。それで、英語に関してはなにをやったらよいかよく分からないと質問してきた。ううむ、わが弟ながらあっぱれ。

夜は寮生への夏期講習ガイダンス。チューター3人で内容の打ち合わせをしたわけでもないが、うまく役割分担できてよかったと思う。自分にマイクが回ってきたら黒板を突然消して書きながら説明したら盛況だったので嬉しかった。寮生90人もいて自分の説明で笑ってくれたり真剣に聞いてくれたりするのは高揚感がある。人前に出るのはあまり好きじゃないけど、人前に立つのが好きな人の気持ちが多少分かったかも。

ここ数日寮の規則を守らない寮生が目立ってきたので取り締まりを強化するらしい。捕まえるのはあまりいい気分ではないのだが。


5月11日×院試

そういえば先日(5月4日)高校の将棋部で後輩だった N 羽に呼び出されてのこのこと新宿まで行ったことを思い出した。本題は駒場ってどんな感じなのってことだったが、余談で大学の情報処理に UNIX を使うことに対して是か非かという話が盛り上がった。

N 羽の基本スタンスとしては全ての人に必要な科目などないのだから大学では全ての科目を選択にすればよいということであったが、自分は学生に異なる視点から物を見る訓練を課すべきであって、その一環としてたとえば第2外国語の選択を必修にしたり情報処理では UNIX を主な環境に指定したりということに意味があるとの主張を展開した。しかし N 羽の指摘によると、異なる視点とはいえそれを必修として全員に課すのはそれも価値観の固定化であり、権力のある者が恣意的に決めた価値観であるから問題だという。自分としてはそこに権力性がかかわることについてあまり危機感はないのだが、もしかしたら大問題なのか? ともあれ、自分の意見は感情的に過ぎて説得力がない(意見自体には同意するが、とのことであった)のでもっと論理を積み重ねてほしい、とのことであった。確かに情報教育をこれから勉強しようという身としてはこれは自分にとって答えられねばならない問いなので、真剣に検討してみようと思った次第。

その他身の回りは4年生が多くてみんな院試の準備や就職活動に追われている。就職はもう決まった人もいればそうでない人もいたり。そろそろ自分も身の振り方を考える時期かなあ。

日記のファイル名がこれまでは May2001e.html, May2001m.html, May2001l.html のようであったが、これはアンテナで拾いづらいとのことであったのでそれぞれ May2001-1.shtml, May2001-2.shtml, May2001-3.shtml のように変更した。こまごまとディレクトリを掘って入れていく案も検討したが、あまりごちゃごちゃしても見づらい(自分が)ので妥協した。

野矢先生の授業。当てられた。「高校生くらいの学生に『言語による世界の分節は恣意的である』って自分がぽろっと言ってしまったとき『それってどういうことですか?』とその学生に訊かれたら、もっとも真摯にその質問に答えるとしたらどう答えますか」

しばし沈黙。「ものには自由に名前をつけることができるということ」うーん、違うなあ。野矢先生の回答は、「なにを1つとして名前をつけるかという個別性の問題」そういうことかな? 例としてモンゴルのある部族がヒツジに妊娠しているヒツジと去勢されたヒツジとなどなど全部別の名前をつけていることや、クワインの Gavagai の例を挙げていたので自分もソシュールの一般言語学講義では日本語でいう「犬」に対してたとえばフランス語では「chien」と言ったりするのであのイヌを「犬」と呼ぶのには必然的な理由などなく、たまたま日本語では「犬」ということになっているにすぎないのだという説明があったことを思い出した。言われてから思い出したのでは遅いよなあ。

ここのとこゼミでの発表や当てられて喋ることを数こなすうち、自分は質問するのは普通にできるが質問されるのは全然できないことに気がついた。ゼミでも勉強会でも、発表者に対して自分が質問するのは平気だが、自分が発表者になって発表するのは苦手。内容もうまくまとめられないし、質問されても考えがまとまらない。思い当たることもいくつかあって、1つ挙げると、勉強会やゼミなどで発表するとき喋ることがなくなると困るからと弱気になり、いつもレジュメには用意したことの少ししか書かない(自分用のレジュメは別に作る)のだが、こうしたからといって結局のところ省略したバージョンのレジュメに書いてあること以上のことは喋れていないのである。全部自分の持っているものは公開して発表のときにはそれ以上のことを話せるようになりたいと今週あたりから思うようになっているのだが(いや、思うだけなら前から思っていたが実行には移していなかった)、これからはそのようにしよう。やはり自分で自分を訓練しないと身につかないものだし。

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Mamoru KOMACHI (Nara Institute of Science and Technology)
Last modified: Wednesday, 26-Aug-2009 14:39:37 JST